なぜバリア機能は低下したのか?

hiaruron

それにしてもなぜ、これほどバリア機能が低下してしまったのでしょうか。

これを解明するには、一筋縄ではいきません。

おそらくいくつもの要因が重なり合い、皮膚が変化していったのではないかと思われます。

まず考えられるのは、紫外線です。

紫外線に当たると皮膚に活性酸素が発生し、皮膚細胞を酸化したり、遺伝子を傷つけます。これがさまざまな皮膚のトラブルの原因になりますが、同時に角質層にも刺激となり、バリア機能を損傷したり皮膚細胞の正常な再生を妨げているのではないでしょうか。

住環境も大きいでしょう。都市では機密性の高いマンションが増えています。一年中快適に暮らすためにエアコンのコントロールのもとで生活していれば、汗をかかなくなり、皮膚機能が低下していきます。

また、化粧品や合成洗剤などに使われている界面活性剤も、皮膚のバリアを壊すといわれています。

食生活の影響も大きいでしょう。食べ物の嗜好が変わり、現代人は加工食品や肉類をたくさん食べるようなりました。

反対に野菜の摂取量は減っています。そういう食生活ではビタミンやミネラルが少なく、栄養が不均衡になります。皮膚にも十分な栄養が届かず、細胞間脂質もつくられにくくなってしまいます。

また最近大きな問題になっている環境ホルモンも、少なからぬ影響を与えているのではないでしょうか。まだほかにも原因はたくさんあるでしょう。

バリア機能が低下した原因は医学的にはっきりとは解明されていませんが、アトピーがバリア障害で起きるのは間違いないことです。

管理人

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